Horizon Zero Dawn

PS4専用ソフトのhorizon zero dawnの感想レビュー。
今作は新規IPタイトルとして発売され、制作に6年近くかかったのだとか。
開発はキルゾーンなどを作ってたゲリラゲームズ、販売はSIEです。
ジャンルはオープンワールドのアクションRPG。

ストーリーはもともとは人類が栄えていた地球であったが、
突如1000年前には何かしらの原因で世界は大厄災に包まれ、
人類はずいぶん減ってしまった。絶滅した訳でもなくわずかながら生きている。
そして動物の姿をした機械獣たちが蔓延り、人類は危うい均衡を保っていた。


要するに機械獣たちに支配されかけているような状況です。
そして人類は未来のような最先端な行き方ではなく、狩猟時代を迎えたかのような
槍と弓を使って原始的な生活を送っているのが特徴である。
なぜ未来から過去へと退化してしまったのかを、Horizon Zero Dawnの主人公の
アーロイが謎を解き明かすのがストーリーの核となる物語となる。

舞台は広大なオープンワールドで、DECIMAエンジンによる綺麗な描画が印象的だ。
砂漠地帯もあれば、緑豊かな大自然、はたまた雪野原など季節を感じとれる
フィールドは一つに収まっているのがホライゾンゼロドーンの特徴でもあるかの
ようなフィールド設計だったと言える。朝・昼・夜と時間の経過もきちんとあり、
時間のサイクルはクエスト中でも常に流れていた。




ゲームの進行はどうなっていたのか?と言われれば、よくあるオープンワールドの
クエスト進行で物語が描かれている。物語の主軸となるメインクエストでは、
アーロイが子供の時代からスタートし、遺跡でフォーカスという便利な機械を入手し、
やがて育ての親のロストから狩りを学び成長していく。

成長の様子はそれほど長くは描かれておらず、メインクエストが22個あるのに対し、
最初の2個のクエストを攻略するとアーロイがいきなり大人になる仕様だった。
そして機械獣の秘密やアーロイの謎の出生、アーロイが住んでいるノラ族が
襲撃されて報復する目的もあり、アーロイは異端者でありながら世界中を旅する。


そんな中で出会ったキャラクターとサブクエストやサイドクエストが発生する。
山賊の野営地で山賊を倒したり、穢れ地帯で禍ツ機を退治したりとアクション性もあり、
すごくバランスのいいゲームだと感じた。
また新しい武器を入手すればチュートリアルなども用意されているので、
そういったものまでもがクエストの一つとして用意されているゲームでした。
アクションというよりハクスラ系に近いゲームかと思う。

広いマップは最初は雲がかってマスキングされてはいるが、訪れた場所が明確に
見えるようになる仕様ではあるが、トールネックという機械獣をオーバーライド
することで一気にマップが見えるようになるといった工夫なども施されていた。
マップにはいろいろと遺跡などもあり、それらはメインクエストで訪れることが多い。


他には狩場:ノラ狩場:巡り谷狩場:砂岩の大河狩場:くしの岩壁
狩場:太陽の轍など、ある条件を付けてお題を攻略していくような
クエストも用意されている。こちらはクリアタイムにより朝の太陽、昼の太陽、
灼熱の太陽と三段階に評価が分かれていて、それにより受け取れる報酬が異なる。

もっともトロフィーをコンプリートするのであれば、全部攻略することになります。
こういったアクション要素を活かした、何度か挑戦するタイプのクエストなども
用意されていたので意外とハマれる部分があったのが好印象でした。
また狩り場の番人も少し性格が変わった者もいて、微妙に笑えたりしますw


そういったクエストタイプもあれば、機械獣は一体どこから来ているのだろう?
どうやって生まれているのか?といった謎を少し垣間見える
機械炉SIGMA機械炉RHO機械炉ZETA機械炉XIなどダンジョンがあり、
一言でいうと機械獣の工場のようなところがある。

最奥まで進んでいくとコアがあって、そこにいる機械獣を倒して露出したコアを
オーバーライドすることにより、新たに機械獣をオーバーライドできる種類が
追加されていくシステムでした。オーバーライドとは機械獣をハッキングして、
敵を味方としてつけたり、騎乗してフィールドを駆け抜けたりできる。
騎乗できる機械獣はそれほど多くはないが、そこに不満を持つことはなかった。


バトルではアーロイが経験値を積むとレベルアップする仕様で、
レベルが上がるとスキルポイントを得る。それを使って新たなスキルを習得して
どんどん強くなっていく流れでした。

敵を倒すことで資源を入手したり、武器や衣服を改造できるコイルを入手したりでき、
装備品も強化することができる内容です。
改造というほど大掛かりな何かではなく、スロットにコイルを取り付けることで
その装備品のステータスの性能を高めるといった仕様でお手軽なやつ。

さらに野生の動物を狩ることで素材を入手することもできる。
アーロイ側が一方的に攻撃するので、アクション的な要素は無いにせよ、
まあ魚を狙撃したり、キツネやガチョウを狩ってみたりと狩りゲー気分くらいなら
手軽に味わうことができた。こういった要素はハンティングゲームには必要かと。

それで入手した素材などはアイテム作成で、バッグを拡張して所持できる数を
大幅に増やしたりするための素材が主な使い方でした。
もともと持てる数は多くないので、荷物は拡張していかないとすぐ満杯になり、
商人に売り投げすることになるので序盤からMAXにすることにこしたことがなかった。


他には何の要素があるのかといえば、オープンワールドでありがちな要素ですが、
収集系などもそこそこある感じでした。
訓練用のグレイザーを近接攻撃で倒すだけのシンプルな内容のグレイザー型ダミー
見渡しのいい高台から昔の映像と共に日記メッセージを眺めるヴァンテージ

昔の人々が使っていた謎の古い器を集めるものや、
フィールドに怪しく咲いている鉄の花の収集、無実のバヌーク族が残したという
バヌークの像を集めてみたりと物語とは関連性はないものを収集する内容などもある。

こういった収集要素は、一つのやり込み要素となるが、一見面倒くさそうに感じそうだが
そういった訳でもなく、商人から地図を購入することでマップ上に白サークルで
表記されるため入手困難になることは少なかった。
ただ、どこにあるのはかは特定できるが、ここはどこから登ったらいいのだろう?
といった少し考えるくらいの要素くらいはあったかと思う。


全体的にプラチナトロフィーまでコンプリートするのに100時間以内には
獲得できるとは思うが、ライト向けの難易度だったかと思う。
オープンワールドといえば凄く広くて何から手をつけたらいいのかと迷いがちだが、
ホライゾンゼロドーンに至ってはあまりそういったことは少なかったと思う。

機械獣の作り込みの高さは見事なものだったが、それほど数は多くはないので、
もう少し数を揃えたら満足できる仕上がりになっていたかと感じます。
世界で260万本ちかく売れたそうなので、Horizon Zero Dawn 2などにも期待できそう
かなと感じたりもしますが、オンラインマルチプレイが無かったのが残念。

一応はDLCなどを予定しているそうですが、いつ頃になるのか発表はしてないし
なかなか手の込んだ作りなので時間がかかるかもしれません。
ただ新規IPにしてはすごく面白い作品であり、オープンワールドの駄目な部分が
うまく解消されていた点については奇跡的にうまくいっていた部分も感じられました。

ストーリーそのものが魅力的だったかと聞かれると、まあ普通の印象を受けたが、
豊富にあるクエストでプレイヤーを楽しませてくれる要素も多かったので、
全体的に面白かったという印象が強いゲームでした。