2017年4月21日金曜日

FF15のDLC『エピソードグラディオラス』

PS4、Xbox OneソフトのFF15のDLCとなるエピソードグラディオラスの感想レビュー。
エピソード・グラディオラスは2017年3月28日に配信されたDLCで、
主人公がノクティスを守護するアミシティア家のグラディオラスである。
代々、アミシティア家はルシス王家の王の盾として職務をまっとうしてきた家柄。

ff15のストーリーでレイヴスと一戦交えた時に、グラディオラスが己の力に限界を感じ、
旅をするうえでノクティス王子を守れるかどうか不安になってきたのか、
力を求めてコルに相談した結果テルパの爪痕で剣聖ギルガメッシュの試練を
受けることとあいなった。


ここまでの物語は実にシンプルで分かりやすかったが、ff15本編の物語では
グラディオラスが黙ってノクティスたちの冒険が離脱する形でいなくなるので、
グラディオラスは何しに離れたのか説明が一切なかった点が残念である。

まあDLC語れるエピソードのフラグ立てかもしれないとは、当時ff15をプレイしてた
時点で感じていたことではあるが、後の物語の後半に展開されるフラグとも
考えられる展開だったので、どちらかはっきりしない点はどうかと思う。
もっともDLC有りきでのゲーム販売はいかがなものでしょうか。




エピソードグラディオラスのバトルシステムはどうだろう?と考えると、
操作性はノクティスを操作するのとは若干システム内容が変わり、
主にジャストガードが基本になっている。それは王の盾という位置づけからだろう。

そこにブレイクアーツという画面右下にブレイクゲージが追加され、
△ボタンを押すことで必殺技を繰り出せるようになっているのだ。
ブレイクアーツはヘヴィストライク、オービタルエッジ、テンペストなど
ブレイクゲージを溜めることで技が変化していくようになっている。


さらにジャストガードが発動するとダメージ倍率が増えるシステムになっており、
最高倍率を4倍まで高めることができる。

それによって雑魚戦やボス戦にしても、でたらめに攻撃してダメージを与えるよりも
きちんとジャストガードして倍率を上げてから大技を狙うといった戦い方もあるので、
そういった点ではグラディオラスらしい戦いぷりと言える内容でした。

さらにフィールドには朽ちた柱が用意されている。
こちらはグラディオラスが強引に柱を引っこ抜いて武器として扱える強力な武器で、
ダメージ数は結構な割合となる。ただ動きが遅くなるために使い所を考える必要があるが、
引っこ抜いてからの威力が高いので雑魚を一掃する戦い方としても使える柱でした。


エピソードグラディオラスのストーリーモードでは、ひたすらフィールドを進んでいって
試練の間1~4を攻略する内容です。ただ単にボスを倒すだけのシンプルなバトルです。
コルと一緒に試練の間に向かうことになり、ブルンオルム、ネルガル、エンキドゥ、
バンダースナッチ、フンババ、剣聖ギルガメッシュと次々とボスを撃破していく流れでした。

ストーリーモードをクリアすれば、スコアアタックモード、エキストラバトルが追加され、
本編でも扱える源氏の刀、DLCだけだがブレイクアーツの二天一流が追加されたりします。
スコアアタックモードは100万点を目標とした内容でトロフィー獲得に関与したもの。
ジャストガードを決めつつストーリーモードを全通しで遊ぶモードです。

エキストラバトルではコルとバトルになるモード。
ある意味ギルガメッシュよりも強い相手なので、苦労することは間違いないでしょう。
ただしブレイクアーツの二点一流を習得しているので、
その点においては楽にダメージを与えれるようにはなっている。


全体的に力を得たグラディオラスではあるが、
こういった物語はゲーム本編に入れてほしかった。
こういった物語が繰り広げられてグラディオラスの顔に傷が増えたとは想像でしか
なかった出来事なので、ストーリーを縫い合わせるようなDLC販売はどうかと思います。

最後にやり込み要素といえばトロフィーや実績を獲得をする内容なので、
長く遊べるゲームではないので、尚更ストーリーに入れ込むべき内容だったと感じる。

剣聖ギルガメッシュを見た時の驚きはそれほどなかったが、
エピソードグラディオラスのアクション性が高く、操作性のしやすいゲーム、
そしてコル将軍との戦いでは死にゲーのような難易度の高さにおいては面白いゲームだった。
最初からff15本編もこんな感じだったら、今さら叩かれることも減っていたとは思うんだよなー

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